ハゲタカ DVD-BOX

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商品の説明・レビュー

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   NYの敏腕ファンド・マネージャーの鷲津が帰国する。彼の目的は「日本を買い叩く」こと。彼はかつて勤めていた三葉銀行の不良債権をまとめ買いし、経営危機に陥る企業などを高値で売り飛ばす。経営者の懇願も聞かない、容赦ないやり方は“ハゲタカ”と呼ばれる。その最初の標的となった旅館「西乃屋」の経営者は失意の中、事故死。その事件を機に、三葉銀行時代の鷲津の上司・芝野は彼に徹底的に立ち向かい、小さな工場を経営する父親を鷲津のせいで亡くしたTV記者の三島も彼を執拗に取材する。そして「西乃屋」の息子の治はどん底から這い上がり、IT企業の若き社長として鷲津に挑戦状を叩きつけた。不良債権を抱える大手企業を次々と買収していく鷲津の真意は? そして彼と芝野らとの闘いは…?
   現実に新聞を賑わす買収ビジネスの物語の裏側が垣間見られ、手に汗を握るスリルと、人間関係にも深く切り込んだ演出と脚本 が感動を生み出した経済ドラマの傑作。見るものを引きつけてやまない無駄のないシャープで力強い演出、映画並の映像美、役者たちの火花散る演技合戦、ドラマを盛り上げる音楽といい、このドラマに関わるすべてのスタッフ、キャストが最高の仕事をしているといっても過言ではない。特に複雑な感情を押し殺して生きるファンド・マネージャー鷲津を演じる大森南朋、鷲津を超えようと挑戦状を叩きつけるも、どこか彼に憧れに似た感情も抱く治を演じる松田龍平が素晴らしい。共演は柴田恭平、菅原文太、宇崎龍童など。原作は真山仁の『ハゲタカ』『バイアウト』。(斎藤 香)

ユーザーによるクチコミ・評価

クチコミ評価 4 スタンスを持って資本主義に臨み拝金主義に陥るな 2010/03/08
やはりNHKが本気でドラマを作ると面白い。栗山演じる三島が濃すぎで、柴田演じる芝野に人間味がありすぎる(あの頃の銀行マンなのに!)箇所がたまに非現実的だが、大森や松田の力みのない演技を見てると「遺伝というのは確かにある(親父が違う!)」と感心してしまう(笑)。また全6回という制約ゆえキャラクターの背景などをほとんど描かずに進行するが、私にはその「選択と集中」が潔く写った。ともあれ現代人は、カネに振り回されすぎであり、にも関わらず資本主義のプリンシプルに理解不足であることを、視聴者の目線に合わせて分かりやすく痛烈に訴える秀作である。主題歌、音楽もドラマを荘厳にデコレーションすることに成功している。観る価値ある作品。
クチコミ評価 5 会社とは何なのか? 2010/02/17
ハゲタカ、私はつい最近、ドラマを知ってDVDを観ました。 そして見事に嵌りました。 というのも自分が仕事をしてる上で、今までは企業買収やファンドという言葉自体、新聞やニュースで聞く程度で ほどんど、興味が無い状態でした。企業小説は好きでしたが、経済になると専門用語が多くて敬遠してた のもありました。 しかし昨年の夏に同業他社との吸収合併の話しが出て社長の発言や新聞にも載り始めた事で自分の勤めてる会社は大丈夫なのか?と思った時に仕事帰りに何気なく手に取ったDVDがハゲタカでした。 企業買収と吸収合併という点では自分が勤めてる会社とは多少事情は違うかも知れないですが、企業再生という観点ではこのドラマを観てすごく衝撃的な感銘を受けました。 悪いイメージに捉えがちだった企業買収や合併も見方を変えれば、プラスになると思うし私はこのドラマを観て逆境に負けずに今勤めてる会社で頑張っていこうと思います。 そう言った意味でこのハゲタカは自分自身に改めて勇気をくれたドラマです。 という事もあり、自分はドラマでは鷲津のクールさも良いんですが、柴野の方が好きなんです。 エミリー・ブロンテのエンディングテーマ曲も凄く良いし、この曲を日本語訳すると歌詞がまさにこのドラマにピッタリでした。 こんな素晴らしいドラマを作って頂き本当にありがとう!!
6人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
クチコミ評価 5 魂を揺さぶられる名作 2010/01/22
今私は、とあることで非常に大きな精神的ショックの中にいる。 そういうときにこのドラマに出会えて、よかったと心の底から思う。 「ROAD TO REBIRTH」 もういちどやってみるという希望を与えてくれたドラマ。 人が人を信じることとか、 現在の風潮では、人生に「勝ち組」「負け組」とレッテルを貼ることが多いが、 何が勝ちで何が負けなのか。 仕事とは何なのか。 非常にいろんなことを考えさせられるドラマである。
7人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
クチコミ評価 5 『面白い』という言葉ではあまりに物足りない。もどかしい。 2009/12/17
こんな素晴らしいドラマを見ずにいるなんてもったいない。損だ。 このDVDの購入を迷っている人の背中を押してあげたい。その為にこのレビューが少しでもお役に立てたら、と思う。 一話目から惹きつけられた。『ハゲタカ』と言われる外資系ファンドの頭、鷲津。そして銀行という組織の歯車の一つでありながらも正義感に溢れ、自らが務める銀行のあり方に疑問を抱く、エリート銀行員芝野。両者はかつて上司と部下の関係だったが、ある事件をきっかけに袂を分かつこととなる。三島製作所――この小さな町工場こそが企業買収を繰り返す鷲津の原点であり、全ての始まりである。 本編中、何度も繰り返しよぎる土砂降りの中の葬式。若き日の鷲津が地面に額をこすりつけ、声も限りに必死に詫びる。その鷲津に対して 「人殺し!」と叫ぶ少女。その光景から目を背けるように、声も無く苦渋の表情で佇むのは芝野その人である。 物語が進むにつれ、次第にその全貌が明らかになっていく。果たして最後に笑うのは誰か・・・? 俳優陣、演出、シナリオ構成等どれをとっても文句のつけようが無いが、特筆すべきは安っぽい勧善懲悪のドラマに仕上がっていないところだろう。現実世界はさておき銀行、株取引等、経済的な問題がドラマ脚本として俎上に上がる時、それらは決まって善か悪かの二択でしかなり得なかった。善ならば、企業を支える良きスポンサーとしてのイメージ。そして悪ならば、金目的の為ならばどのような策も講じる冷徹非情なブラックなイメージ。「ハゲタカ」という題名がつくぐらいだから、さぞや残虐な描かれ方をしているのだろう、と見ると意外にも(特に中盤から終盤にかけては)、このハゲタカ情に篤い。私はこのドラマの人間くささがたまらなく好きだ。善悪では割り切れないそんな世界に私たちは住んでいる。美談は必要だ。しかしながら、綺麗ごとだけでは済まされないことの何と多いことか。 生き残る為に飄々と嘘をつく者、自らの利益のために身内を売る者、背負うものの重さに耐え切れなくなった者、非道に徹しようとしても尚人間らしさを捨てきれない者・・・一人一人のドラマがそこにある。実在の人物、出来事に材を得たものも多く見受けられたが、個人的には、一連のレイブドア事件を連想させる、西野治こと松田龍平のどこか人を喰ったような演技に魅力を感じた。 経済界を舞台にしたドラマということで、経済に明るくない私は一抹の不安もあったのだが、作中で使われている経済用語は分かりやすく要約されており、私のような視聴者には嬉しい配慮がなされている。また、この恥ずかしながらドラマをきっかけに初めて得た知識もあり、基本的なことには違いないが、少しでも経済界に関心を持つことができた。こんなに夢中になったドラマは白い巨塔以来である。世に稀に見る名作であることは疑う余地も無いだろう。続編を切望する。
6人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
クチコミ評価 5 今更ですが、、、 2009/10/22
第一回の宇崎竜童の鬼気迫る演技で一気に引き込まれ、あっという間に6回観てしまいました。皆さんもお書きの通り大森南朋が素晴らしい。大ファンになりました。 最初は悪の権化のように見えて、最後に本来の姿を見せるまでの演技の変化の付け方にはまさにゾクゾクしました。本当に良い役者です。 それに企業も、鷲津自身も再生するラストも素晴らしい。 やるじゃんNHK。前の「クライマーズハイ」も素晴らしかったし、このレベルを見せてくれれば大満足です。
 
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